こんにちは!
今年実施されているこどもみらい住宅支援事業ですが、
募集金額に対して80%まで埋まりましたので今後の話をしていきたいと思います。
こどもみらい住宅支援事業の予算枠
- 令和3年度補正予算 542億円
- 令和4年度予備費等 600億円
- 合計1142億円
1142億円と言うと物凄い予算枠な感じがしますね!ですがしっかりと80%まで埋まってます…
9月末までになりますが国交省の出している達成状況リンクを貼らせて頂きます。
こどもみらい住宅支援事業HPより
添付の資料を見てみると、募集金額が9月時点で561億円まで達成していて、全体(1142億円)のおおよそ49%までで達成している事が分かります。現在の80%と言うと、11月23日現在の段階で913億円まで達成している事になります。この2か月間で352億円の募集が来ているので、1か月176億円のペースで募集が来ている事になります。ペース的にはあと1か月ちょっとで終わる感じですね!
こどもみらい住宅支援事業の新築側には3段階の基準があります。
- 一定の省エネ基準の住宅(省エネルギー等級4相当) …60万円
- 高い省エネ基準の住宅(長期優良住宅、低炭素住宅など) …80万円
- ZEH住宅 …100万円
令和4年度の途中から少しずつ変更修正が入りまして、現在では60万円相当の「一定の省エネ」基準は募集を終了されました。80万円相当の「高い省エネ」基準の住宅は見直しが入り、10月からZEH相当の100万円に該当するようになりました。これが物凄い追い上げになった原因かと思っております。
ZEH住宅についてのは以前書いた記事がありますので、リンクを貼らせていただきます!↓↓
さて、残り20%(約228億円)しか無い状況でこれから家を建てる人はどうなるのかですが、11月8日からまた新たな発表が出てきました。
こどもエコすまい支援事業
また公式のHPよりリンクを貼らせていただきます。
こどもみらい住宅支援事業の公式HPより
基本的にはこどもみらい住宅支援事業を継承する制度になってます。
ただ、60万円、80万円の制度は無くなりZEH相当の断熱性能を有する住宅に向けた100万円補助のみの対応となっております。(新築の場合でリフォームは30万円)
- 募集金額 …1500億円
- 11月8日以降に請負契約を交わす。
- 着工日がこどもエコ住宅支援事業に業者登録をした後から着工をした現場が対象。
- 交付予約の申請は着工後、遅くとも令和5年12月まで。
前回の1142億円より予算が多くなっております。政府の税収も少し良かった分還元されたとの事ですが、住宅以外にも恩恵が出ているのでしょうかね!
いずれにしてもあと一か月ちょっとで終わってしまいそうなこどもみらい支援事業が延長されたので嬉しい報告です。ZEH基準の省エネ住宅でないと該当はしなくなりますが、今後の家作りの選択として考えて頂けたらと思います。